此方は漫画家・吉原基貴のブログです。
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高校生だった頃、友人の家へ遊びに行ったことがあった。
こう書くと特別めずらしい事態でもないように思えるが、少なくとも自分にとってはとてもめずらしい体験をした。
その友人(K)ともう一人の友人(T)を含めた三人でゲームに没頭していた。騒いでいたのもあり、なにやら空腹になってきた。気がついたら夕飯時だった。
『腹減ったな。そろそろ帰るか。』などと思っていたら、なんだか良いにおいがしてきた。
友人(K)の両親がなにやら食事を用意してくれていた。Kは母親に手招きされて、料理を運んできた。
うな重だった。
突然のもてなしに僕とTは顔を合わせ『マジかよ』といいながらとても恐縮した気分になってしまった。
Kは、とても気恥ずかしそうな、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。
なんだかいたたまれなくなって、もう帰ろうかと思ったりもしたが、そんな高価な(主観です)飯をいただいた手前すんなりと帰るのも気が引けて、結局9時半近くまでお邪魔して帰ることになった。
うな重の御礼を言わなければと思ったが、もうご両親も寝てるだろうと思い直し、小さな声で『ご馳走様したぁ。お邪魔しましたぁ』と呟き玄関で靴を履いていたら、Kのご両親が影からあらわれた。ご両親は何度か頭を下げて言った。
『今日はありがとうございました。お楽しみいただけましたでしょうか』
一瞬、なんのことをいっているのかわからなかった。こちらも何度も頭を下げて、自転車でTと帰宅した。
そのときのKの顔は見てないし憶えていない。
こう書くと特別めずらしい事態でもないように思えるが、少なくとも自分にとってはとてもめずらしい体験をした。
その友人(K)ともう一人の友人(T)を含めた三人でゲームに没頭していた。騒いでいたのもあり、なにやら空腹になってきた。気がついたら夕飯時だった。
『腹減ったな。そろそろ帰るか。』などと思っていたら、なんだか良いにおいがしてきた。
友人(K)の両親がなにやら食事を用意してくれていた。Kは母親に手招きされて、料理を運んできた。
うな重だった。
突然のもてなしに僕とTは顔を合わせ『マジかよ』といいながらとても恐縮した気分になってしまった。
Kは、とても気恥ずかしそうな、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。
なんだかいたたまれなくなって、もう帰ろうかと思ったりもしたが、そんな高価な(主観です)飯をいただいた手前すんなりと帰るのも気が引けて、結局9時半近くまでお邪魔して帰ることになった。
うな重の御礼を言わなければと思ったが、もうご両親も寝てるだろうと思い直し、小さな声で『ご馳走様したぁ。お邪魔しましたぁ』と呟き玄関で靴を履いていたら、Kのご両親が影からあらわれた。ご両親は何度か頭を下げて言った。
『今日はありがとうございました。お楽しみいただけましたでしょうか』
一瞬、なんのことをいっているのかわからなかった。こちらも何度も頭を下げて、自転車でTと帰宅した。
そのときのKの顔は見てないし憶えていない。
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